京都・東本願寺の
魅力を堪能するプレミアムツアー

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京都・東本願寺の魅力を堪能するプレミアムツアー

プレミアムツアーとは

プレミアムツアーとは

京都駅からわずか北に位置する壮大な寺院、東本願寺。
ここには、御影堂や阿弥陀堂、御影堂門など23棟もの重要文化財が揃い、日本の伝統的な寺院建築の美しさが広がっています。

しかし、東本願寺の魅力は外観だけではありません。
内事には洋館が配置されているなど、近代建築の要素を重層的に取り入れた他にはないユニークな建築様式を誇っています。
さらに、東本願寺から歩くこと5分で、渉成園(しょうせいえん)という飛地境内地の美しい庭園が広がります。
この庭園も、心を和ませる自然の美しさを提供します。

プレミアムツアーとは

本願寺の文化的価値とその魅力に気づく
特別体験ツアーの開催

今年度、文化庁が実施した「全国各地の魅力的な文化財活用推進事業」の一環として、東本願寺の文化的価値を一層高め、より多くの方々にその魅力を感じていただくための特別体験ツアーを開催いたします。

このツアーでは、25年ぶりに開かれる重要文化財の菊門からスタートし、通常非公開の境内内の建築物を詳しく解説するシークレットツアーを行います。さらに、渉成園での舟遊びや特別に上演される能舞台を通じて、東本願寺の歴史や文化財としての魅力を限られた人数でゆったりじっくり堪能していただく機会としました。

このプレミアムツアーは、あなたを東本願寺の深い歴史と美しい文化体験に誘います。

ツアー内容

開催日時

12月8日(日) 14:00〜17:00

13:45 -
東本願寺・御影堂門前集合
  • 菊門
  • 阿弥陀堂
  • 御影堂
  • 白書院
  • 桜下亭
  • 宮御殿
  • 噴水

「菊門」から境内へ。この門は通常開放していない門で、今回のために特別に扉を開くための改修工事を行いました。25年ぶりとなる扉が開かれ、そこから特別ツアーがスタートします。

世界最大級の木造建築である御影堂

世界最大級の木造建築である御影堂は、境内のほぼ中央にある重要な建物。 阿弥陀堂、御影堂両堂でお参りした後は、通常非公開のゾーンへ。

通常、非公開のゾーンへ

折上格天井や金粉をまぶした障壁画のある白書院、旧大宮御所より移築された雅な宮御殿、円山応挙の障壁画を飾る瀟洒な近代数寄屋建築である桜下亭などを巡ります。

御影堂門の前にある噴水にもヒミツがあります。幾度も火災にあった東本願寺ならではの防火対策も近代建築としての東本願寺の見どころです。

飛地境内地の渉成園へ徒歩で移動。

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春は梅や桜、夏は菖蒲や睡蓮、秋には紅葉と四季折々の風情を楽しむことができます。

『渉成園十三景』で描かれた景色をたどって

江戸時代初期の1827年に書かれた渉成園記』は庭の美しさを余すところなく記したもの。その中にでてくる『渉成園十三景』で描かれた景色をたどっていく。

印月池に浮かべた舟から眺めるのもそのひとつです。

飛地境内地 渉成園での特別体験(舟遊び)

渉成園は光源氏のモデルとも言われる源融(みなもとのとおる)の旧邸であったことから、源氏物語にちなんだ演目の「融(とおる)」を観世流 能楽師 河村晴久氏に上演いただく。

「英語で見せる能楽」能舞台鑑賞

3時間半で東本願寺の表もウラも体感していただけるプレミアムツアーです。

17:30 -
終了

夜の境内ツアー ※今回限りの特典となります。

希望者のみ、閉門後の東本願寺境内へ戻り、夜のツアーへ。
静まった境内を散策した後は、御影堂門に登り、門の上から京都の夜景を眺めていただきます。※急な階段を夜間に登るため、足の不自由な方はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

夜の境内ツアー 

ツアー概要

参加費

おひとり様 180,000円(税込)

定 員

10名

持ち物

  • 歩きやすい靴(ヒールの高いものは不適)
  • 歩きやすい服装 (両手があくよう、かばんはリュックか肩掛けタイプがお勧め)
  • くつ下(必須)
  • 防寒具

小雨決行、荒天中止。
※天候によりコース内容が変更になる場合あり。 ※中止の際は当日ご連絡します。

ガイド紹介

大江 覚成
僧侶

大江 覚成(おおえ かくじょう)

Kakujo Ooe

真宗大谷派(東本願寺)本廟部次長。大分県出身、京都在住14年。趣味はボクシング観戦。最近お能の魅力に触れつつある。

河村 晴久
能楽師

河村 晴久(かわむら はるひさ)

Haruhisa Kawamura

昭和31年生まれ。幼少より父 河村晴夫の教えを受け3歳にて初舞台。13世林喜右衛門師に師事。京都河村能舞台を中心に活動。演能活動とともに能の歴史を研究し、同志社大学大学院修了。神戸大学非常勤講師、京都市立芸術大学大学院非常勤講師、京都光華女子大学非常勤講師、近畿大学非常勤講師、同志社大学客員教授等を歴任。平成17年度文化庁文化交流使として1か月半アメリカ・カナダに滞在。ハーバード大学始め、多くの大学、美術館で講義、公演の文化交流を行う。海外での英語での授業、レクチャーデモンストレーションも多数。令和2年度京都府文化賞功労賞を受賞。